国会審議やはりストップ
2018年04月06日
自衛隊イラク派遣の際の現地からの日報が防衛省の研究所に保管されていたことが、すでに昨年3月時点で分かっていたにも関わらず、大臣に報告されていなかった問題で、野党は国会審議を止めるかもしれないと昨日の日記に書きましたが、やはりその通りになりました。
国会にはそれぞれ担当する委員会があります。まずは防衛を審議する「安全保障委員会」で審議をして、様々な追及をしていくべきです。
しかし野党は昨日、予算委員会の集中審議を求め、要求が通るまでは他の各委員会の審議をストップさせる、と言って来ました。各委員会の法案を人質にした、パフォーマンス作戦です。私の農林水産委員会もその対象ですが、幸い委員会の法案審議が前日に終わり、昨日は法案とは関係ない一般質問でしたので「被害」は免れました。
しかし、来週は法案審議を予定していますので、野党がいつまで駄々をこねて寝っ転がっているか心配もしています。安全保障委員会は防衛省の審議のために存在するのですから、まずは第一義的に担当委員会で審議するのが筋と思うのですが、野党はどうしても、テレビが入る花形委員会の予算委員会で取り上げ、また声高に国民にアピールしたいのだと思います。ほかの委員会はいい迷惑ですし、何より国民の皆さんに迷惑と不便性が押し付けられることになります。
今日の国会はストップ。来週に向けてどのような動きになるか分かりませんが、この攻防も少し改革していかなければ、国民のための国会審議になりません。