森友問題が政局になるのかどうか

2018年03月16日

昨日の木曜日は正午から各派閥の会合が一斉に行われる日でした。現在の森友学園に対する書き換え問題に対して各派閥の長がどのような挨拶をするかが、マスコミにおいても注目の的でした。安倍政権に対してどのようなスタンスで臨むかが分かるからです。

わが石原派では、石原会長が書き換えに対しては厳しく追及していかなくてはならない、といつもより強い口調で言った後、「ただ国会運営や政権に対する対応は、我が派は国対委員長を出しているので、国会運営や政権運営には責任の一端を担っていることを忘れないで欲しい」と述べました。

書き換え問題についてはこれからも国会の場を通して厳しく追及して、再発防止などに対しての対策を立てていかなくてはなりません。しかし政権への批判や無責任な発言は慎んでいこう、というメッセージでした。

今後どのようにこの事件が展開していくかわかりません。しかし今の時点で安倍政権を追い詰めるようなことを自民党や派閥からすべきではないという意味が込められています。野党やマスコミは安倍夫妻の責任問題までもっていこうと必死ですが、ここは自民党議員としては世論に耳を傾けながらも、事の本質を十分に理解しながら一歩一歩進めていくべきである、と私も思います。しかし、書き換え発生に至った経緯などは徹底的に発言していきます。