委員会開催決定も・・・
2018年03月15日
国会は連日、財務省文書の書き換え問題で紛糾しています。野党は国会の委員会には出てこないし、自民党もこの1年間財務省に騙されていたことになり、憤懣やり方ないのですが、そこでどういう行動を党人として起こすかというと、これは与党という立場で難しいものがあります。下手に動くと、せっかく努力しておられる幹部の方々の足を引っ張ることになりますので慎みますが、一方で、何らかの行動や発言はしていかなくてはならないという思いも沸いて来ます。思いと行動がなかなか一致しない隔靴掻痒(かっかそうよう)の感があります。
そんな中で委員会は何とか動かさなくてはならないため昨日、委員長の職権で今日の委員会を野党抜きで立てることにしました。そうしないと東日本大震災で被災した水産加工業者に特別の融資している法律が3月いっぱいで切れるからです。今日の委員会で与党と維新だけ質問して、あとの時間は野党に残して国会が正常化した時に、野党だけでやってもらおう、という考えです。
しかし昨夜、担当の職員から電話があり、佐川前国税庁長官の国会招致が与党でも検討されており、国会正常化の見通が立ってきたために今日の農林水産委員会は与党だけで強行しないで欲しい。いったん流して欲しい、という意見が与野党国対間で出ている、という連絡が入りました。今朝の時点では私のところに今までに直接の連絡はありませんがあと1時間後に農林水産委員会の開催です。このまま与党のみで開催する気持ちでいることには変わりません。今日も緊張の一日です。
それにしても安倍総理夫人はこのような状況でみんなが苦労していることを考えて、マスコミなどを刺激するSNSの投稿などしないで欲しい。謹慎しておいて欲しいのですが・・・。