国会また一時停止

2018年03月06日

国会は今週は順調に動き出すと思っていました。今日大臣から所信を聴き、明日大臣に対しての質疑をやり、同時にその後の法案について提案理由を説明して、来週の日程までメドを立てようと考えていました。ところが野党は、今日の日程まででその次のことの相談には応じられない、と言って来ました。

森友学園の文書に関して、財務省が書き換えを行った疑いがある以上、その事実がはっきりするまで、委員会日程には応じられないという訳です。また一時中断です。

森友学園の関連文書に対して書き換えがあったかどうか、というのはどうもはっきりしない。関係資料が検察庁に押収されているから答えられないということですが、政府答弁の歯切れが悪いのは事実です。昨日自民党の二階幹事長も苦言を呈しておられました。

森友学園問題ももういい加減にしてくれ、という気持ちです。どこかで区切りはできないものなのでしょうか。一方で労働関連法案はこれからの働き方で重要な法案でもあります。高度プロフェッショナル労働法案などは、まさにこれからの働き方として採用しなくてはならない制度です。ここは毅然と野党に対して主張すべきところは主張してほしい。

農林水産委員会は今日の昼に理事会をやります。それまでには森友関連文書の件をはっきりさせなくては、いよいよ委員会は開けなくなります。一歩進んでまた下がる。一進一退の国会が続きます。