平成30年度予算が衆議院通過
2018年03月01日
昨日の衆議院の本会議で平成30年度予算が可決しました。今後舞台は参議院に移ります。本来なら27日に本会議で可決の予定でしたが、野党の引き延ばし作戦で1日遅れての通過です。これで参議院で不測の事態が起きても、衆議院の優越で参議院に送付後30日経過すれば、予算案が自然成立することになります。
本会議は午後6時から始まり、午後11時15分までありました。予算委員長の解任決議案などが野党から提出され、提案理由の説明には時間制限がないために、提案理由だけで1時間も壇上でダラダラと説明するなど、露骨な引き延ばし作戦で、私たちもうんざりしましたが、夜食が用意され、入れ替わり立ち代り国対室などでおにぎりなどをとりながら耐えました。
これで前半の国会の大きな山は越したことになります。しかし、裁量労働制のデータ問題などで紛糾した予算委員会です。今後何が起きてくるか分かりません。データや法案の不備、大臣のスキャンダル、突発的な与野党の衝突など、考えれば波乱の要因は色々と予測できます。慎重に、コツコツと国会審議をこなして行きたいと考えています。