自衛隊ヘリ墜落で予算委員会質問
2018年02月06日
今日は朝9時から38分間、衆議院予算委員会の質問に立ちました。本日はテレビ入りでない基本的質疑と言うものです。
熊本地震から1年9ヶ月が過ぎ、この間の政府の対策と残された課題について、全ての時間を費やして質問しようと思っていましたが、昨日夕方、陸上自衛隊西部航空隊目達原(めたばる)ヘリコプター基地所属の対戦車ヘリが、佐賀県神埼市の住宅地に墜落し、子ども1人が軽いケガを負い、建物3棟が火災に遭い、ヘリコプターを操縦していた2人の自衛隊員が死亡した問題をまず取り上げました。
アメリカ軍のヘリコプターが沖縄で数々の事故を起こした時、我々は自衛隊なら大丈夫、という信頼感を持っていましたが、これが崩れかねない事故でした。
総理、防衛大臣共に、徹底的に事故究明を行ない、2度とこのような事故が起きないように万全を期す、という答弁でした。
私の家の直ぐ近くにも、陸上自衛隊のヘリコプター基地である高遊原分頓地(たかゆうばるぶんとんち)があり、佐賀県にある目達原駐屯地から、今回事故を起こしたヘリが飛んで来ます。私たちにとっても身につまされる問題です。
ヘリ墜落の質問が終わった後、地震対策の質疑に移りました。「国が県や、市町村に変わって行う直轄代行の適用を増やして、オールジャパンで復旧工事はやって欲しい」「災害公営住宅は建築だけでなく用地取得の際にも財政支援を市町村にお願いしたい」「各自治体は震災対応の職員が決定的に不足している。全国的に経験や知見を持った職員をあらかじめ登録する制度を作って欲しい」と言うような質問をしました。
期待通りの答弁を引き出せたところもあるし、これまでの繰り返しというところもありましたが、まずまずの質問内容だったと思います。
更に震災からの復興について頑張っていきます。