血縁
2006年01月23日
今朝の阿蘇は薄い雪化粧でした。道路がややアイスバーン状態でしたので、各通勤の車ものろのろ運転です。お陰で、辻立ちには最もいい状態です。車が渋滞しますし、しかも目の前をゆっくりと走る。運転している方は、私のほうを必ず見て走られます。丁度三叉路ですので車が三方から集まっているようなもので、その中央で立って演説をしている状態になります。出来るだけ長くしゃべろううと思ってんですが、そうは何もかにもうまくいかせてくれません。
脚立に立っていると、下からの冷たい風が体を貫きます。寒いのなんの、これが阿蘇の寒さかと思い知りました。10分も立っていると体全体が震えてきます。早々に終えて、下りました。
昨日は、親戚のいとこ会に出席。親戚とはいいものです。それだけで親近感が沸いてくるし、言葉使いも変わってきます。他人に話しかけるようにはいかない。友達言葉になります。選挙のこと、これからのやり方、首長選挙や市町村議員選挙へのかかわり方など、遠慮会釈無く言ってくれます。地縁血縁と言うけれど、本当に良いものです。
この良さを選挙以外にも活用させたいものです。これまでは「核家族」化で細分化してきました。しかし、経済が右肩上がりでなくなった今、給料も上がらない、共稼ぎで子育ても大変、となると、頼るはやはり家族。じいちゃん、ばあちゃん、また叔父、叔母などとなります。「核家族」だけでは、経済的に物理的に、時間的にやっていけないようになって来ました。
過去のように「大家族」には返らないまでも、大家族と核家族の中間は必要になってきます。また家族、親戚間の連携も大切。ただ、これまでは「いとこ」をはじめとする親戚は兄弟同様の育ち方をしてきましたが、今は、ばらばらに育っているのでそれが出来るかどうか。しかし、家族の連帯はこれまで以上に大切になってくると・・・。
特に、都市部と違い田舎のほうは、経済的に厳しいだけに助け合いと協力で支えあうことがより多くなる、と感じました。
明日の辻立ち7時30分西合志ニコニコドー前、8時過ぎ合志町JT交差点前。