政府・自民党ともに気を引き締めて

2017年02月08日

 文部科学省官僚の天下り問題はどこまで広がって行くのか分かりません。この際徹底的に膿みを出すべきです。一方法務大臣が記者会見で、やがて提出することになる「テロ等準備罪」で法務省の内部資料とでも言うべき資料を記者団に配り、野党対策や野党批判と思われるものなどが記述されていたために資料を撤回して、大臣が謝罪しました。
 更に防衛省では、南スーダンでの武力衝突の日誌が破棄されていたと答弁したものが突如提出されました。問題になりそうです。
 このようにちょっとしたポカや不透明な部分が多すぎます。これから税法をはじめとする各法案や予算の審議を各委員会でしなくてはならない時期に、しかも3月には成立させなくてはならない、いわゆる日切れ法案を抱えているのに、このままではこの先の国会運営が思いやられます。
 政府・自民党それぞれに気を引き締めていかなくてはなりません。解散が少しと遠のき気味ですので私たち自身にも、気持ちのゆるみがあるのかもしれません。もう一度気持ちを引き締めて国会審議の進捗に取り組みます。