TPP論戦始まる
2016年10月18日
TPP特別委員会は昨日からテレビ中継入りで、本格論戦が始まりました。昨日は自民党の江藤拓議員や小泉進次郎議員、公明党と民進党それぞれの代表が出て、8時50分から午後5時まで、昼食をはさんでの論戦7時間、いずれも聴き応えがありました。
それぞれに農業に対する考え方が少しずつ違います。同じ自民党でも江藤議員と小泉議員の考え方は違う。これは育ちや現在住んでいるところの環境が全く違うので、多分にそうなってきます。
私は江藤議員と同じような田舎の育ちで現在も農村に住んでいますので、言わんとするところは十分理解できます。
小泉議員は全くの都会。しかし農業や農業団体に対する見方は、なるほどと私たちが気付かない点を指摘してくれます。これらの意見が重なってこそこれからの農業がある。
一番の共通点は「後継者が出来る農業」です。その上で地域や国土保全や環境保全に貢献する農業といえます。後継者というプレイヤーがいなくてこれらも成り立ちません。
「後継者育成」が未来への農業の最大の課題です。