新潟県知事選挙敗北

2016年10月17日

 先に新潟県知事選挙で自民党推薦の候補者を応援するために新潟に行き、自民推薦候補者の支持を訴えましたが、昨日投開票の結果、52万8455対46万5044票という結果で敗れました。
 私がなぜ新潟に行ったか。それは自民党で「街の酒屋さんを守る国会議員の会」という組織がありその事務局長を私がおおせつかっています。近年酒の原価割れをするような安売り店が登場して、既存の酒屋さんが閉店を余儀なくされる例が後を絶ちませんので、私たちが、売り物はアルコールであり青少年や健康問題にも関わってくるので、一定の節度ある販売をするように、と「酒税及び酒類販売に関する法律」を改正して、販売方法を厳しくしました。そのことで街の酒屋さんが少しでも守られ、健康被害や未成年者の飲酒が減少すれば法律改正の目的が少しは達する、というものです。
 このため新潟市内の街の酒屋さんを何軒か回り、販売組合に支持を呼びかけたところでした。しかし敗戦。
 やはり大きかったのは「原発の稼働問題」だった様です。県内の柏崎市と刈羽村に7基の原発を持つ新潟県としては、特に米を中心とする農業地帯ですので稼働に慎重姿勢を示す相手候補に支持が集まったようです。
 細かな分析はこれからしていかなくてはならないと思いますが、やはり世論は厳しい。衆議院も解散総選挙が言われていますが、余ほど慎重にそして地元に寄り添って活動しなければ大変な結果になる、と改めて危機感を覚えました。