災害後を絶たず、しかしくじけず
2016年09月07日
昨日は阿蘇郡西原村の村長選挙告示日でした。現職の日置和彦候補が3選を目指しましたので出陣式に出席しました。西原村は今回の熊本地震で最も大きな被害を受けた自治体の一つで、日置村長も全力で復旧活動に当たっておられます。そのため他に立候補者がなく5時には無投票当選が決まりました。私は東京日程がありましたので出陣式の後は上京、当選祝いには女房が駆けつけ、ご本人から当選のお礼の電話をいただきました。
復旧・復興作業途上ですので、当選祝いも質素にして今日からまた村長は陣頭指揮です。永い復興のために道のりが続きます。
私の方も、地震対応に追われていますが、今度は、幹事長室の北海道台風被害調査団として明日から、北海道に行きます。主に農産物の被害地域を明後日まで調査します。
既に台風13号も九州接近中で、まさに地震、台風と災害の連続です。
しかし我が国の歴史はこのような災害を経験することによって、復旧の技術力を養い、集落や自治体の結束力を高め、そのことが産業技術や教育、非常時の際の秩序維持などにつながり、数百年をかけて今の日本社会をつくり上げてきました。
その歴史のひとコマの責任を自らも果たし未来につなげていく、という覚悟で復旧や新たな災害の対応に備えていきます。