南阿蘇村と地震対策で霞ヶ関に陳情

2016年09月01日

 昨日は南阿蘇村の村長さんと村議会議員全員の方と霞が関の各府省を回りました。地震発生以来4ヵ月半が過ぎ、これまで国がかなりのことをしてくれましたのでそのお礼と、まだまだ不安な面が数多くありますので更なる支援の要請陳情です。
 同村は山腹崩壊などにより死者15人を出しました。村への大動脈である国道57号、325号は寸断し、阿蘇大橋や長陽大橋、俵山トンネルなども全て崩落して村は依然孤立状態にあります。
 わずかにグリーンロードと呼ばれる農道として建設された道路が現在の命綱になっています。昨日も村長、議員さんたちは熊本空港へのアクセスが切断されているため朝5時半に役場に集合してグリーンロードで熊本空港に向かい上京されたそうです。
 内閣府や国土交通省、総務省、農林水産省、文部科学省、財務省などを黙々と回られました。やはり村を何とかしたいという必死さがあの暑い中にひたすら霞ヶ関を回られたエネルギーになっていたのだと思います。
 今日も経済産業省、村に東海大学農学部のキャンパスがあり、現在地震で被害を受けたために熊本市内の校舎で授業をしていますが、キャンパスの存続陳情に同大学の本部に行かれます。東急ゴルフ場の再開の陳情にも行かれます。
 各自治体の復旧・復興はまだまだはるかな道のりです。投げ出さず、諦めず、夢や希望を持って一歩一歩進めていくことが大切です。改めて私が果たさなくてはならない役割をを肌で感じました。