引き際
2005年12月28日
見ました。「男たちの大和」。泣きました。そして考えさせられもしました。本より面白く見れました。夫婦で見ると2千円でしたので久々に二人で見ました。
沖縄へ死の出撃に向かう中で、艦内の若者たちの間でさまざまな論議が出てきます。「日本は進歩を怠り、精神主義に走りすぎた」「負けて初めてこの国は目覚める。そのために俺たちは行く」などのせりふが出てきます。大和を美化するでもなく、反戦映画でもなく、生きることの大切さを教える映画でした。映画を見た後映画館内を出る時、誰もが押し黙っておられました。考えさせられる重たいものをみんなが感じていたんだと思います。中学生、高校生に見てもらいたいと思いました。
しかし、日本帝国の象徴でもあった大和が沈んだとき、そして沖縄が占領されたとき、何故終戦の決断が出来なかったのか。大和が沈んだのが四月、それから沖縄だけでなく、各都市が空襲に遭い、そして原爆が落とされる8月まで無駄な戦争は続きます。その間死んだのは兵隊でなく多くは一般市民です。引き際が大切です。この辺のところは今後のためにもっと検証してみたいと思います。
昨日は辻立ち予告書き忘れました。西原、立野でした。明朝は立野7時半、白水、8時、高森8時半、を予定します。