補正予算の執行に向けて
2016年01月26日
27年度補正予算の3兆5000億円は先週成立しましたが、同時にその執行に当たって色々な問題も出てきていますので、補正予算をいかに早く現場に下ろし執行するか、その上で、わが選挙区に引っ張ってくることも大事です。特に農業予算や災害復旧予算はスピードが肝心です。農業予算は早速各地域の事業採択に向けての運動が始まります。更に細かいところにも予算の適用を認めてもらわなくてはなりません。
予算そのものは数字として立派なものが出来ていますが、いかに使い勝手が良いかというのが現場に下ろすときの問題です。いつも「こんなに使いづらいのか」「こんなはずではない」「こんな予算なら必要ない」といった声が必ず出てきます。
机の上で考えた予算と、いざ使おうとするときの使いやすさの調整は私たちがやるべき仕事の一つです。補正予算が一日でも早く現場に下りることが経済対策にもなります。「予算をつくること」「予算をつけること」「そして予算を執行させること」この3つが出来て初めて予算の効果が出てきます。