自民党本部は大混雑
2015年11月05日
いよいよ年末、自民党本部はいろんな方がつめ掛け大賑わいです。まず28年度の税制改正作業があります。その中で軽減税率を採用するならどのような制度にするか、が検討されていきます。TPP対策も慌しく進んでいます。特に農業分野は畜産・酪農、果樹など課題山積です。そして来年に向けての補正予算と本予算の編成作業が続きます。
自民党議員も一期生からベテランまでよく会合に出席して論議に加わり熱心です。白熱の議論が展開されます。また各分野の全国大会も最高潮を迎えました。各自治体や団体から上京しての陳情合戦が繰り広げられています。
私の方は、まず畜産・酪農の小委員長として来年度、国が補填する牛や酪農に対しての価格を決定しなくてはなりません。今のところ畜産は好調ですのですが、小牛が値上がりしすぎて、小牛を買って肥育する肥育専業畜産農家をいかにしていくかということが最大の問題です。酪農は相変わらず厳しい状況が続きます。配合飼料の高騰や飲用乳の価格があまり引き上げられないという環境の中でどのような対策をして後継者を育成していくか、これから全国を歩きます。
税制は昨日地方税に関わる役所と出発式をしました。ゴルフ利用税や減価償却資産課税などゴルフ関係者や企業側から廃止の要望が出ている地方の財源をどのように守っていくか、が大きな仕事になりますし、地方税の偏在問題、例えば東京と地方の自治体の格差、また地方交付税をもらっていないところが益々有利になるしくみなどをいかに改善していくかが今回の仕事にもなります。
海外から帰って時差ぼけも取れました。党本部に足しげく通いますが、明日は熊本に帰って地元の行事と後援会活動に集中します。