道州制はどうなる
2015年07月31日
昨日は自民党道州制推進本部の総会でした。私は事務局長をしていますので取りまとめ役。昨年「道州制推進基本法」を作成し、国会に提出しようとしましたが、反対が多く提出できませんでした。特に全国市町村会などが絶対反対です。「これだけ、都道府県の制度が浸透しているのになぜ今道州制にする必要があるのか」「市町村合併でこれだけ苦しんだのにまた合併を強制することになるのではないか」という意見が大半でした。
このため今後道州制をどうしていくか、ということで昨日の総会になりました。各議員からは賛否両論が出されました。最後は道州制導入の旗は降ろさないが、今法案を提出できる状態にはない。このため勉強会などを静かに続けていこう、ということになりました。暫くは休眠状態になりそうです。
しかし私は将来必ず道州制はは必要になってくると思います。今のままでは町村はやっていけなくなります。格差も広がります。財政も厳しくなります。思い切った日本の統治機構の転換が求められる時が来ます。それまで静かにこれまでの議論を封印しておきますが、いつかは役に立つ時が来ると思います。