次々起こる突発的事項
2015年06月05日
日本年金機構から年金情報の流出があり、国会審議に大きな影響を与えることになりました。厚生労働委員会で原因究明などの集中審議が開かれることは確実の情勢で、同委員会で最も重要な法案だった今回が3度目の提案である「労働者派遣改正法案」の行方が分からなくなりました。同時に内閣委員会で審議中の「マイナンバー法案」も情報流出などの面で慎重な審議が求められることになります。
そして昨日は憲法調査会で、自民党が推薦した参考人の学者が「集団的自衛権の容認は憲法違反の可能性が高い」と発言しました。
平和安全法制の審議の真っ最中、俎上(そじょう)に載っている法案が憲法違反であるということを自民党が推薦した学者が言うのですから大変です。
野党の高笑いが聞こえてきます。
さて今後の国会審議がどうなっていくのか。私はマイナンバー法も改正労働者派遣法も、そして平和安全法整備も今の日本に必要なことと確信します。もちろん細部での修正は必要なところがあるのかもしれませんが、今後の年金や個人情報の整理、多様な働き方、中国の南シナ海への強烈な進出などを考えるとどれも欠かすことが出来ない法律です。
様々なことが毎日起きてきますが、何としてもここは我慢をしながら将来のためには、法の整備をしておく時であると考えます。