18歳選挙権、衆議院委員会通過
2015年06月03日
公職選挙法を改正して現在の20歳からの選挙権を18歳からに引き下げる法案が昨日衆議院の「政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会」で全会一致で可決しました。明日の衆議院本会議で可決し、参議院に送られます。
今年の3月から与野党の間で話し合ってきましたが、なかなか審議入りが出来ませんでした。私はこの特別委員会の筆頭理事で、野党に審議入りを呼びかける立場です。しかしこの法案の前に政治とカネの審議をしなくてはだめという、野党と意見が合わず、ここまで長引きました。
18歳選挙権になるとこれから様々なことを変えていかなくてはなりません。高校3年生で選挙権が付与されるわけですので、政治的な教育を今後どうして行くか。また少年法や民法との兼ね合い、更に今被選挙権は衆議院が25歳、参議院が30歳ですが、投票するほうだけ引き下げて、選ばれるほうはこのままでいいのかという意見は多数あります。
これからの委員会で一つ一つ論議していかなくてはなりません。課題はまだまだあります。