国会は税金の無駄遣いも多い

2015年03月31日

 今日は年度最終日。今日までに予算や年度内の法律全てが成立して、明日からの新年度を迎えるのが常道です。しかし政治の世界はそうは行きません。昨日は結局年度内に27年度予算が参議院で成立せず、わずか11日間の暫定予算を組みました。11日間というのは、その次の日には衆議院で成立した予算が、衆議院の優越により自然成立するのですが、それまでの暫定というわけです。わずか11日でも、この間地方自治体の予算や国家の予算、公務員の給与が途切れれば大変なことになりますので暫定予算を組まなくては仕方がないのです。
 しかし暫定には新たに膨大な予算書の印刷をしなくてはなりません。職員の残業代も半端ではありません。その他暫定に費やすエネルギーは各分野に及び、多大な経費がかかっていると思います。
 今の財政難を考えると、一円でも無駄には出来ないのですが、これも与野党の確執や面子の代償。民主主義とはお金がかかるものです。
 そのほかNHK予算もまだ参議院で審議をしています。どこかで休戦締結をして、効果的、効率的に審議を進めたいものです。
 明後日から統一地方選挙が始まります。国会は休眠状態に入ります。法案は大量に残っています。5月以降が思いやられます。