NHK27年度予算、衆議院通過
2015年03月26日
昨日は総務委員会で27年度のNHK予算を衆議院総務委員会で審議しました。6900億円の予算規模ですので大変な額です。当初、民主党が審議に反対していましたが総務委員長の職権で開催を決定、採決もするということになりました。しかし民主党は、昨日の開会直前の理事会で採決を認めたことを取り消しましました。
それでもテレビ放映のために質問には参加しました。そして採決のときになって委員長に無効を訴えて詰め寄るという戦術に出ました。
自民党、公明党は当初の方針通りに審議終結そして採決というこで進み、NHK予算は総務委員会で可決となりました。今日本会議に提案され可決となります。
一連の審議の中で、民主党の脈絡のなさ、党内のまとまりのなさには驚き、憤慨もします。また、今回の混乱は、NHKの籾井会長に端を発する問題ですので、会長としてもNHKの改革は断行するとして、その言動には注意をしてもらわなければなりません。
しかし最後民主党は、一応ここまで来たので審議終結に反対して詰め寄る、しかし委員長のマイクを取り上げるようなことはしない、などで話をつける、など相変わらずのパフォーマンスです。民主主義の議会というのはここまでコストと労力を必要とするものでしょうか。
意思決定の簡素化や迅速化からいうとこれほどバカバカしいものはありません。これから予算案は参議院に送られます。参議院で同じことが繰り返されるかもしれません。