地方制度調査会

2015年03月03日

 地方の制度を総理に答申する「地方制度調査会」という諮問機関があります。昭和27年に地方制度調査会設置法によって設立され、地方の制度がどうあるべきか、市町村制度から道州制、議会や住民監査制度のあり方など地方の仕組みの全てにわたって、総理からの諮問(要請)に基づいて審議し、答申(結果報告)するもので、まさに地方のことを決める基盤になっている組織です。
 メンバーは専門の学者、知事や市町村長など地方自治体の代表、そして国会議員代表の約30人ほどで構成されています。
 その議員代表の一人として今回メンバーとなりました。総理から任命書をもらっての就任です。
 昭和27年に第1次答申をして以来、2年に1回の答申を行ってきており、今回が第31次の地方制度調査会になります。昨年スタートして今回が2回目の会合ですので、来年には総理に答申することになります。
 昨日は今回の諮問テーマである地方都市の人口減少にどういう制度で歯止めをかけていくか、また議会や住民監査のあり方などについて意見を述べ合いました。
 今後定期的に開かれていきます。昨日は初回の出席で様子を見ましたが、我が国の地方にとって重要な会議ですので、今後は予習もして活発に意見を述べていきたいと思っています。