街の酒屋さんを守るための法案
2015年01月29日
現在、街の酒屋さんを守るための法案提出準備を進めています。考えられないような安さでお酒を売るディスカウントストアーや朝まで酒を売っているコンビニなどのために、昔からある地域の酒屋さんがどんどんつぶれています。これを守るために「街の酒屋さんを守る議員連盟」を結成していますが、いよいよ今国会に法案の提出が出来るかどうか勝負の時を迎えました。「酒税法及び酒税の保全及び種類業組合に関する法律」という法律の一部を改正して、不当に安く売るストアーには一定の規制をかけ、厳しくするものです。
コンビニの酒類の販売時間を制限する条文も最初は入れていましたが、こちらは他の法律との関係やコンビニ業界の反発でなかなか難しい。本当は外国では酒に対する販売は厳しくなっています。日本は酒類販売に関しては非常にあまい国です。
自民党の中に「なぜそんなに規制をしなくてはならないのか」という競争大好きのグループがいますので、こちらをまず説得しなくてはなりません。それから野党との話し合いです。4月までは予算の審議ですので、それまで水面下で調整をして、4月以降の成立を目指します。
今、大論議になっている農協改革も街の酒屋さんも、街のタバコ屋さんを守る運動も根っこは一緒です。本当の地域の豊かさとはどこにあるのか、そのことを突き詰めて考えていかなくてはなりません。