農協改革をどう進める

2014年10月23日

 昨日は午前10時半から午後4時10分まで農林水産委員会が開かれました。法案の審議はストップしていますので一般質疑と言うものです。特に今問題になっている米の安値と農協改革について集中審議を行いました。

 この中で農協改革については各党から様々な視点で意見が出されました。自民、公明民主は今の農協のあり方に理解を示しながら、一方で改革するところはすべきという意見です。一方、みんなの党や維新の党は農協が農家の所得向上のためになっていない、一般団体と同じようにすべきという視点です。

 私は身近に農協と接していますので、農協が農家から成り立ち農家のために働いていることは十分に分かっています。それだけにどこをどのように改革していったらいいのかは難しいところもあります。維新やみんなの党の質問を聞いていると、「このようなところが一般の方が疑問を抱いているところか」と改めて教えられたりもします。

 土曜日は岐阜に行き、自民党岐阜県連が主催する政治塾で「農協改革と今後の日本農業」というテーマで講演をします。昨日の他党の質問も取り入れながら本当に日本の今後の農業のためになる政策はどのようなものか、農業と農村と食糧の自給がどうあるべきかを探りながら、私の意見を述べみんなと一緒に考えてきます。