地方再生は急務

2014年07月28日

 国会が終わり、地元熊本でほぼ毎晩国政報告会をしています。やはり出てくるのは地方からの不満です。東京はオリンピック・パラリンピック景気や株高で景気良く見えます。実際は東京なども人件費の高騰、資材費の高騰などで大変なのですが地方は商店街や農業に対する不安が先行してどうしても、都市部中心の政策に見えます。そこが安倍政権に対する不満につながっています。
 政府もそのことは十分承知しており、新たな改造内閣では地方の再生が第一番にうたわれています。しかし、都市の発想で地方を良くしようとしてもなかなか良くなりません。見せかけの結果はどうにでもなりますが本当に良くしていくことは短時間ではできません。
 地方に暮らしている者として地方活性化に対して大切なことは①地方の歴史と特色を大切にすること②人の連帯を都市以上に考えること③企業においても、社長も社員も一体感ということを常に考えること④生活感ある新しい製品や商品の開発を考えること⑤ネット情報を発信するほうも、情報収集するほうもネット社会を上手に使うこと、などを考えた政策が必要です。実際にこれらをクリアーしている企業や地域は成功事例を挙げています。
 この夏、話し合いをしながら、意見を聞きながら本当の地方のためになる政策や予算のあり方を考えていきます。