溝はなかなか埋まらない
2014年05月20日
昨日、昼は自民党本部で集団的自衛権についての意見交換会。夕方から農協、農業委員会の改革案について経済界的立場の人と意見交換、夜はシンガポールに電話をかけてTPPの進捗状況を聞くという、まさに今週から課題となる問題と向かい合いました。
集団的自衛権いついては党内では限定的に容認、ということでは大まかな合意は得られるようですが、細かなことになると地理的限定を設けるのか、などの点で隔たりはあります。農協、農業委員会改革については全く平行線でした。シンガポールはマスコミでは早期妥結に向けて進んでいるようですが、実態は関税や国営企業、知的財産など幅広い分野で12カ国が同じレベルに立つにはまだまだ隔たりが大きいということ。次の会合の日程も決まらないようで、早期妥結には程遠いようでした。
やはり立場の違う分野や国が一致点を見出すということは至難の業です。まだまだそれぞれに時間はかかりそうです。ここは時間をかけてじっくりと決めていかなくてはなりません。