TPPは焦らずに

2014年02月19日

 甘利経済担当大臣がアメリカに行き、TPP交渉のアメリカ側のトップであるフロマン米通商代表部代表と次期閣僚会議に向けての話し合いをされてきました。
 その内容が新聞紙上で報道されましたが、日米お互いのカードを切る話しが出たようです。それに対して強い反発が自民党で出ました。
 昨日開かれた自民党部会でも「1ミリたりとも譲らない、と言ったことはどうなったのか」「お互いの落としどころを探るようなのは約束違反だ」「国会決議は全面的に守ってもらう。ここまでだったら決議に違反しないだろうというような考え方はダメだ」など厳しい反発の意見ばかりでした。
 私もそう思います。1ミリたりとも動かないと言ったのはつい1ヶ月前です。交渉団はこれからが正念場と思いますが、このみんなの気持ちをしっかり受け止めて、強気で交渉に当たってもらいたいと思います。