委員会の日程は窮屈

2013年10月17日

 昨日は総理の所信表明演説に対する、3党の代表質問でした。民主(海江田万里)、自民(高村正彦)、維新(石原慎太郎)の3党、3人がされました。
 海江田代表は野党として自民党の姿勢を質し、高村副総裁は自民党としての確認事項を、しかし安倍総理に対して少し皮肉めいた質問でしたので、本来は路線が余り合わないのかもしれません。石原代表は得意の歴史観で現憲法の破棄を迫りました。
 今日は残りの野党の代表質問です。
 この後予算委員会が開かれた後、各委員会が開催され(店開き、と言います)、農林水産委員会でいよいよ私のデビューとなります。
 しかし日程は12月6日までです。法案は参議院に回さなければなりませんので、11月15日くらいまでには衆議院を通過させなくてはなりません。
 農林水産委員会には、内閣提出法案が3本予定されています。それ以外に議員提案の法案が4本提出の予定です。これらを全て11月15日までに審議するとなると大変です。しかも、法案とは別にTPPに関する質疑もやらなくてはなりません。日程は窮屈ですが、今回の農業関連法案はこれからの農業を左右する、農地バンクを各都道府県に設けようという法案があります(農地中間管理機構法案)。農地の貸し借りを一元化するというものです。来年度の予算には既に要望されていますので何としても法律として成立させておかなくてはなりません。責任は重い。
 与野党の話し合いを十分にする必要があります。しかし野党は審議を少しでも先延ばしするというのが鉄則ですので、そう簡単にはいきません。これからが大変です。