オリンピック開催で地方も元気をもらった
2013年09月15日
オリンピック開催決定で、選挙区に帰っても「よかったですね。私たちも元気が出ます」と言われるし、高齢者の方々からも「あと7年は元気でいなければ」という声が聞こえてきます。オリンピック開催は地方にも目標と元気を与えました。
しかし課題はこれからです。今は悲願達成の高揚感であふれていますが、徐々に現実の世界に戻ってきます。地方の不安もわき出てきます。「東京だけが良くなるのでは」「地方からの若者の流出にますます拍車がかかるのでは」などです。
これらを乗り越えていかなくてはなりません。まず地方が変わろうとすること。そのための知恵を絞ることです。個々人や個々の企業で地方が中央と張り合うことはなかなか難しい。農業も商店街も各産業もまとまって、集団のワンパッケージで今後の進め方を考えることが大切です。
農業であれば集落営農として、商店街は全体でどのようなイメージの商店街にするかということを一から考える。産業も集団化して結束する。それらを考え出した時に地方の社会の在り方や方向性、希望、都会とは違う形態が見えてくるような気がします。
マンネリ化を打破して新たに地方の生き方として協調と競争、集団化を考えることを、今の時代は教えています。