福島原発の汚染水問題
2013年09月06日
福島第一原発の貯蔵タンクから汚染水が漏れている問題は大きな波紋を広げています。汚染水問題などが発端ともなり、福島原発の危険性が国際的にも問題視されています。
自民党で原発対応の部会を開いても、明快な解決策は出てきません。専門家からも、抜本策は聞こえて来ません。安倍総理が会見で、国が乗り出し遮蔽壁を建設すると表明しました。それでもどのように汚染水や放射能が収束していくかは不明です。
もともと情報も混乱しています。大切なところを無視したり、必要以上に危険性を煽ったり、何が正確な情報か戸惑います。
結局誰もわかっていない。その中で情報発信も、収束策も、予算もどのようにしていいのか、分からないのが現状のようです。
もう一度整理しなければなりません。情報の流し方、何が危険でどこまでは安心か、予算と法律をどのように用意するか、国が中心となってスタートすべきです。更に、ここにいたっては海外の技術や学者の意見も借りるべき。国際チームを作ってもいい。今後、世界のどこでこのような事故が起きるか分かりませんので、国際的に貢献できる解決策のスタンダードにもなり得ます。
予定より早く国会を招集して原発問題の集中審議をしてもいい時期です。