原口一博元総務大臣の奥様の通夜
2013年08月07日
平成20年、私が総務大臣政務官のとき、総務委員会の野党筆頭理事は原口一博衆議院議員でした。私が年越し派遣村問題で失言をした時、原口さんは「即刻政務官を辞職すべき」と激しく攻撃しました。
平成21年、今度は私たちが野党になり、原口さんが総務大臣になりました。今度は攻守所を変えて私たちが攻撃する立場です。何としても大臣の首を取らなければと身辺調査をして、政治献金問題を洗い、不自然な法律改正を指摘するなどして総務委員会の質問で激しい攻撃をしました。道路であっても挨拶もしないくらいでした。
その後原口さんが総務委員長、私が野党の次席理事と因縁の関係は続きました。原口議員は佐賀出身。私と同じ県議会議員も経験され、ともに九州ということで、話してみると共通点が多くあり、そこそこの友人関係になりました。
今は私が副大臣、原口さんが野党の筆頭理事という立場です。相変わらずの関係は続いています。
その奥様が亡くなられました。53歳。政治家にとっての妻は、地元を守り、選挙活動をしてくれて、男性が気付かないところに仲間をつくってくれ、女性の立場からのアドバイスもしてくれる特別なパートナーです。
その奥様が亡くなられることは、本人にとってどれだけ暗澹たる気持ちになるか分かりません。
昨夜、東京で通夜がありましたのででかけました。原口さんも憔悴しきった様子でした。深々と頭を下げご冥福をお祈りしました。 合掌。