海江田民主党代表のアベノミクス批判はおかしい

2013年07月05日

 昨夜参議院選挙のニュースを見ていましたら、民主党の海江田代表がアベノミクス批判を盛んにしていました。
 「この半年で皆さんの暮らしが良くなったでしょうか」「物価が上がっている」「自民党が大勝すると暮らしが危うくなる」などなど。
 今回の選挙で私は他党の批判はしないつもりでしたが、党の代表としてあまりにも矛盾にとび、レベルの低い演説ですのでつい批判もしたくなります。
 この方は経済評論家出身です。半年間で暮らしが良くなるなどよっぽどのバラまきをやらなければ、世の中変わりようがないことくらいは分っておられるはず。アベノミクスは物価も給料も上げよう、そして2パーセントのインフレにして景気を良くして税収を増やし借金も減らそう、という政策です。これも経済評論家なら知りすぎるほど知っているはず。とどのつまりは、自民党が大勝すれば暮らしが危うくなるなどいうのは、全くつじつまが合わないし、少なくとも政治家の演説ではない。野田前代表の演説も新聞で読みましたが、こっちのほうがずっと理にかなったことを言っておられる。
 マスコミも含めてアベノミクスの批判の為の批判があまりにも目に余ります。アベノミクスのリスクは、手術に向かう医師と一緒で、経済の手術に向かう私たちが一番良く知っています。謙虚にこれからのアベノミクスの行方や注意をしなければならないところを訴えていきます。