後半国会台風の目は参議院
2013年05月08日
今朝の東京は、晩秋のような冷たい風が吹いていました。東京は寒い。
一方でいよいよ熱い国会論戦開始。昨日は参議院の予算委員会が開かれていました。そして川口順子(かわぐち・よりこ)参議院環境委員長が、中国滞在を1日延長したことで、参議院の環境委員会が開けなくなったとして、川口委員長解任の決議案を野党が提出しました。
「中国要人との会談が急きょ決まった。国益のためには会って会談しておかなくてはならない」という与党と「委員長が開催する委員会を自ら放棄するなど言語道断。解任に値する」と言う野党。どっちが正しいのかは私たちにも分かりません。
「相手のあること。しかも外交日程は急きょ決まる。尖閣諸島問題等の話なのでここは野党も理解して欲しい」という気もするし、一方「もっとしっかりと手続きを踏むべきではなかったのか」と言う意見にも一理あります。
これも後半国会をにらんでの駆け引きなのか。参議院は与野党伯仲。その割には丁寧な国会対策が行われていないような気がします。
台風の目は参議院にありのようです。