3・11を風化させないために

2013年03月12日

 昨日は東日本大震災から2年目の3・11。全国で追悼が行われましたが私たちは、国立劇場に天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、被災地の方々、各国大使、国会議員らが参加しての政府主催の追悼式に出席しました。
 岩手、宮城、福島の遺族代表の方々の追悼の言葉が涙を誘いました。皆さん妻や、子供、両親など肉親をなくされた方々ばかりです。「この現実を受け止めなくてはならない。そしてあなた方のためにも生き抜いていかなくてはならない」という言葉が印象的でした。2年を経過して、心の傷はまだ深いけどやっとここまで言えるようになられたのかと思いました。
 ともすれば震災、津波のことが忘れられがちです。やっぱり時間があれば現地に行くこと。そしてあの災害を実感することです。先に茨城に行きましたが、そこでもまだまだ復旧まで行っていませんでした。道のりは長いけど、とにかく進まなくてはなりません。