様々な変化の兆し

2013年02月22日

 「ネット選挙の解禁」「個人番号制度の導入」「道州制の検討」。それぞれが、法案となって提出される運びになって来ました。いずれも色々な問題をはらんでいますがまずスタートしようということです。様々な変化が今後起きてきそうです。
 ネット選挙は誹謗中傷を含め、公平な選挙が出来るか、という心配がありますが、これだけネット社会になってくるともう避けては通れません。
 個人番号はひところはプライバシーがなくなり個人の国家管理につながる、と批判されていましたが、社会保障や納税、人の移動や転職がこれほど激しく複雑になって来るとやはり合理的に物事を進めていかなくては混乱を来たすだけです。
 道州制も問題がありますが、地方分権を進め地方の自主性をもっと重んじる、という姿勢を考えるなら今の体制ではもう限界に来ていることも事実です。
 国のあり方や選挙のあり方全てが変わってきます。その中で注意しなければならないのは、国、自治体、個人それぞれが無責任にならないということではないでしょうか。自らが責任を持って、様々な事態に対応していくということがまず求められます。