なぜ政党の乱立離合集散が続く
2012年11月28日
ここにきてもまだ、新たな政党の立ち上げや、統合、破談が続いています。政党とはそんなに簡単に出来るのでしょうか。そんなに気安くくっついたり離れたり出来るのでしょうか。小選挙区制の弊害かもしれません。
私も一度、県議会議員のとき園田博之先生らと新党さきがけに行ったことがあります。しかしあの時は新党の結成というのは決死のことで、半年かけて秘密裏に動き、察知されないようにして突然立ち上げた、という経緯があります。本来なら政党は結社ですのでそのくらいの覚悟を持ってつくらけらばならない。それをいとも簡単につくり上げるなどはたして政党と言えるのか。
命がけで結成するからこそ政党の価値があると思うんですが、既に政党とはその様なものではなくなっているんでしょうか。政治家の覚悟が問われます。覚悟なき政党や政治家は、外国との争いになったときにはひとたまりもありません。安易な統合は政治を弱めます。体制翼賛会がそうでした。覚悟無き政治は去ってもらわなければ国を滅ぼします。