嘆かわしい日本の政治
2012年08月28日
昨日は「倫理選挙特別委員会」で次期総選挙の選挙法改正案が全野党が欠席する中、民主党単独によって強行採決されました。
民主党は今やっていることがどういうことなのかわかっているのだろうかと思います。暴力的な政治にしないために多数決による選挙があり、民主主義があります。選挙制度はその原点です。その原点を全野党の欠席の中で強行採決するということは民主主義や選挙制度そのものを否定していることになります。しかもその選挙制度法案の中身が「比例代表連用制」という国政選挙では世界のどの国も実施していない複雑な制度で、憲法違反にもなる奇妙な制度です。一言では言えませんが少数政党を有利にするために、比例で大政党に投じた方の1票を無視する制度です。断じて賛成する訳にはいかないし、そのような制度を編み出してくるということが既に正常な感覚を逸脱しています。
衆議院を混乱させ、審議をストップさせたまま、国会を幕引きし少しでも解散を先送りさせようという民主党の戦法ですが、こんな国会をやっていたら日本はダメになります。韓国より、中国より情けない政治です。