沖縄

2005年01月21日

先週に引き続いて、19日20日と沖縄の米軍基地視察に行きました。
衆議院自民党一期生17人が自費で出かけました。
今年は米軍の世界軍備配置の再編成、いわゆるトランスフォーメーションで沖縄の米軍基地も動きが出てくる。
沖縄の基地負担軽減につながる可能性も高いという考えから、沖縄の米軍基地となりました。
19,20の2日間で6つの基地を見て回り、20日の朝は7:30から稲嶺沖縄県知事と朝食をとりながらの沖縄勉強会でした。
基地では米軍の将校たちが大変丁寧に説明してくれました。
あまりの広さ、あまりのスケールの大きさに驚きました。
そして沖縄にある基地の存在感の大きさに基地移転や縮小がそんなに簡単ではないこともわかりました。
アメリカの新たなテロ対策また、対中国戦略の中で、沖縄という地理条件がいかに基地として重要であるかも、思い知らされたような気がします。
それでも沖縄の人たちにこの負担を強いる訳にはいきません。
縮小移転に向けて、国民的な盛り上がりが必要です。
昨年の大学校内へのヘリ墜落事故、また絶えることのない米軍の暴行事件、更に騒音、土壌汚染、不発弾処理、射撃訓練による危険性など、肉体的、心理的負担は一向に減っていません。
日本全体の責任としてとらえなくてはなりません。
米は沖縄を極東、またアジア一帯、太平洋の拠点と位置付けていますが、それでも沖縄の人たちの生活を大きく犠牲にしてはいけない、地道な努力が必要です。
そして日本としての明確で強いメッセージをアメリカに伝える必要があります。
「 言うべきことをもっとハッキリ言おう」と言うのが視察した一期生の一致した意見でした。