沖縄のサトウキビが大変
2012年02月28日
日曜日から今日(28日・火曜日)まで、自民党畑作小委員会で沖縄にサトウキビの視察に行ってきました。沖縄の基幹作物はサトウキビです。土地が赤土で台風が毎年訪れる土地柄で、サトウキビが一番それらに耐えられるということで長年サトウキビ栽培が行われてきました。
これまで政府が支援してきたこともあり、生産量も何とか80万トン台の横ばいできました。製糖工場も各島にあり沖縄経済の一端を担っています。
通常12月から採り入れが始まり、3月まで続きます。ところが今年の収穫が極端に悪いことがはっきりしてきました。昨年の低温、相次ぐ台風、病害虫で収穫は56万トンほど。島によっては4割減のところもあります。製糖工場も稼働率が悪く島で働く人の収入に響いてきます。運送業や小売業にも波及して大変な状態です。本土復帰後最悪の事態ということでした。
昨日帰るところを一日伸ばし今朝沖縄から上京しました。今週中に早速、委員会を開き対策を練り政府に要望していくことになります。