中選挙区制になるのかな

2012年02月02日

 昨日は自民党の選挙制度調査会が開かれました。主な議題は震災に見舞われた東北3県の昨年の県議会議員選挙の報告でした。
 そのあと今後の選挙制度をどうしていくかも意見として出ました。小選挙区比例代表制の施行から20年がたちました。しかし選挙のたびに大きく揺れ、なかなか政治家が育たない実態や小粒な政治家ばかりになっているという批判、51%を取らなくてはいけないので耳に心地よい事ばかりを並べる、果たして日本に小選挙区はふさわしいのか、というような様々な意見があり、根本から考えるべきではないか、そのための調査会を正式に立ち上げたらどうか、という意見が出され皆さん共感したところでした。
 今、超党派で「中選挙区連記制」というのが話し合われています。定数3くらいの中選挙区にして、2人を連記する。こうすると一票の格差も定数削減も一気に解消する、というものです。
 今後この動きは活発化しそうです。ひょっとすると、次の選挙が小選挙区制の最後の選挙になるかもしれません。