拉致問題進展せず
2011年11月29日
昨日は北朝鮮による拉致問題特別委員会で30分間質問しました。しかし答弁は全て「ことの性格上ここで答弁することは差しさわりがありますので」「北朝鮮からいつもウォッチされている状態なので(答弁できません)」という返事ばかり。
唯一答弁があったのは、私がワールドカップアジア予選の平壌での試合で、日本人のサポーター保護について「日本人の乗ったバスに対して投石やペットボトルが投げられたと聴いているが」と質したとき「残念なことがあった、と聴いている」という外務大臣の答弁だけでした。「なぜそのことをもっと記者会見などで、大臣が明らかにしないか」と問い詰めると「サッカー協会を通して詳細の報告を求めている」と再び官僚答弁です。これじゃ質問もやってられません。
拉致の捜索と情報収集が進んでいるのか進んでいないのかも分からぬ状態です。これじゃ国民の不満は高まるばかりです。民主党政権、いまや自民党時代以上に官僚のシナリオで動いています。