野田政権、短命の兆し

2011年09月15日

 昨日は野田総理の所信表明に対する代表質問でした。自民党からは谷垣総裁が質問に立ちました。マニフェスト違反や閣僚の任命責任、震災への対応、円高対策などなかなか中身の濃い質問だったと受け止めました。
 答弁する野田総理はひたすら低姿勢です。「検証に不備な点もあった」など陳謝の言葉がいくつか出てきました。それではどうするのか、という具体的な政策や方針は出てきません。ドジョウで鮮烈デビューした野田総理ですが、ただ頭を下げるだけでは食い足りなさを感じます。
 今は経済も、日本の社会情勢も非常時。もっと国民を引っ張っていく具体的政策がなくては魅力がありません。私たちが国会の本会議場で感じたことはやがて国民の皆さんの間にも広がっていく。どうも長続きはしない内閣のようです。