慎重から臆病になり始めた民主党
2011年09月13日
臨時国会は今日、天皇陛下のご臨席のもと開会されますが、結局わずか4日間で閉会となりそうです。野田総理が所信表明演説をして、その後、明日から野党がそれに対する本会議での質問をして終了というシナリオです。
私たち自民党は、せっかく天皇陛下がご出席されての開会なので少なくとも衆参で予算委員会を開いて野田総理が何をしようとしているのかを問いただしたいと、予算委員会の開催を要求したのですが民主党は聞く耳を持ちません。
鉢呂経済産業大臣が失言で辞任したのに懲りて、予算委員会でまた大臣にぼろが出ればそれこそ野田政権の命取りになるという、考え方で開催しないものです。消極的政治の何者でもありませんし「あつものに懲りてなますを吹く」類のものです。
慎重なバランス内閣でスタートし国民に好感を持たせた野田内閣ですが、ここまで来ると慎重運転から、臆病になった、その分国民に閉鎖的な内閣と言われても仕方ありません。次の予算委員会は、まずここから攻められることになります。