通常国会終局に向けて

2011年08月12日

 昨日は午前9時から総務委員会があり、3本の法律を可決、そのまま午後からの本会議で可決成立しました。地方が国の基準にとらわれることなくある程度の裁量を持ってさまざまなことを決めることが出来る「義務付け枠付けの廃止法」、地方税である軽油引取税を軽油で仕事をしているトラック協会、バス協会に一部還付する「運輸交付金法」、地震・津波の影響を受けた各町村については合併後の特例措置を10年間としていたものを15年に延長する「震災による合併特例措置の延長法」です。このうち軽油と合併は私たち自民党で作った法律です。
 これで衆議院総務委員会における今国会で準備された法案は全て終了。あとは31日までに参議院で審議してもらうことになります。この後はお盆休みをはさんで、地方に関するその他の一般的な問題を質疑をする予定です。
 やっぱり一仕事終えるとホッとします。しかも1月から150日プラス70日間の延長でしたので長い国会でした。この間、東日本大震災がありました。波乱の国会でもありました。この後、菅総理が辞任して、民主党が代表選挙をやり、臨時国会が9月にも開会される予定です。
 新しい総理が誰になるか、それに対して自民党がどのような方針で臨むのか、震災復興や原発事故の影響がどこまで広がっていくのか、まだまだ目がはなせません。
 お盆過ぎ、九州の自民・公明党議員でつくっている「九州の会」11人で、国境の島壱岐・対馬に行きます。最近韓国の不動産屋さんに多くの土地が買い占められていると言われています。その実態調査に行きます。国の課題は盛りだくさん。休むわけにはいきません。