しがみつく菅総理
2011年06月15日
菅総理がいつ辞任するかが国会でも話題の中心ですが、今朝は「どうも辞めないらしい」という情報でした。昨日枝野官房長官や岡田民主党幹事長が「鈴をつけに行った」ようですが、どうもはね返されたらしいという話でした。菅さんの執念は凄まじいものがあります。
自民党でも以前40日抗争、というのがあって、総理が辞めるやめないで40日間派閥の争いがあったことがありましたが、それとはまた違った形態のようです。民主党は既に組織政党の体を成していません。
金曜日に動きがあるという情報もありますが、もういい加減にして欲しいとあきれるばかりです。
私たちは今、処理が進まない瓦礫の処理促進のための「臨時特別措置法」を作っています。今週中にも成案が出来る予定です。法律を作って、ある程度強制的にでも処理を「国」が中心にたってやらなければ、10年分以上の瓦礫です。自治体に任せていても進まないのは当然です。それも環境省ではなく国土交通省が協力して、持っている作業技術とマンパワーとノウハウを提供しなくてはいけません。しっかりした法案になりつつたります。問題は民主党政権がこの法律を受け入れるかどうかです。
二重ローンの問題も既に法案を提出していますが、民主党がなかなか受け付けてくれません。自民党はみんな優秀です。次々にアイデアを出し法律を作っています。民主党は当分党内の政争に専念して、震災復興の政策作りは自民党に任せてもらったほうがいい。民主党がいると全てが進みません。国が壊れます。そんな気持ちです。