被災地域の違い
2011年05月12日
10、11日の2日間で岩手県の地震津波被災地を視察してきました。総務委員会の委員長と理事による視察です。岩手県庁の幹部をはじめ15の市町村長さんたちと意見交換をして、被災地を見て参りました。
被災状況は息を呑むほどです。津波の破壊力にただ呆然とします。しかし、復旧状況、復興計画については各市町村それぞれの事情があり、必ずしも一律に考えるわけにはいきません。それぞれの首長さんたちは自分たちの町を復旧し、新しい姿に一日でも早くするために必至です。しかし一つ一つ要望が微妙に違います。最大公約数を取りまとめ、それぞれの町の個性を尊重した対策にどこまで出来るか、が今後の鍵を握ります。
緻密な意見聴取の必要性を感じました。余り頭で考えるべきでない。足で考えることからスタートしなくてはいけない。国の復興構想会議、被災3県の合同の復興会議、それぞれの県の復興構想、各町の願い、目線が違うところも出てきます。どう取りまとめていくか。私の提言を今後、述べていきます。