あらたなメディアと政治

2011年03月03日

 昨日は自民党の有志で立ち上げた「スマートフォンに関する勉強会」でした。新たなメディアがいかに政治に直結するかを勉強するものです。講師は新たなメディア側の方です。
 「今、中近東で起きている政権交代の急激なうねりを正月に予測した評論家やジャーナリストはいたでしょうか」という問いかけから始まりました。
 既存のメディアでは到底拾い上げることの出来ない範囲で、その国や世界の世論が形成されています。それは新たなメディアの力です。それだけにいったん暴走し出したら恐ろしい。全てをなぎ倒していきます。私たちも国民の皆さんにうっ積している不満や不安をいつも敏感に感じ取る行動をとっておかなくてはなりません。
 一方で、個人がインターネット会社と契約することで、いかにグーグルなどのインターネット会社が個人情報や国家機密を掌握することが出来るか、その恐ろしさも学びました。「我々は神になる」インターネット会社のトップは言っているそうです。武器を使った戦争より情報戦争のほうが相手を倒すのにどれだけ威力を発揮するのかも改めて分かりました。、それをアメリカは知り尽くしている。
 話を聞けば聞くほど社会構造の変化の速さと危うさを感じざるを得ません。