自民党大会・あと一息

2011年01月24日

 昨日、一昨日と自民党の年一度の全国党大会。土曜日は党本部での討論会や屋台村などのイベントとホテルでの前夜祭のパーティーで賑わいました。当日は厳粛な大会。参加者も3000人以上となり盛り上がりましたし、谷垣総裁、石原幹事長、石破政調会長の決意や党情報告、政策報告も気合の入ったものでした。
 私は前日の農業討論会の総合司会。「担い手を育て、強い農業をつくろう」がテーマ。早稲田大学の堀口健治先生が基調講演をされ、そのあと、加藤紘一農林部会最高顧問、宮腰農林部会長、野村水産部会長をパネラーに討論会でした。参加者は90人ほど。司会者の特権で熊本県立鹿本農業高校が開発した、コメ粉で作ったメロンパン「コメロンパン」と熊本県酪連が香港に輸出している牛乳とカフェオレを熊本から持ってきて参加者に配り、おやつとして食べながらの討論会としました。
 午後3時から5時までの討論会でしたが、女性の発言、元気のよさが目立ちました。熱心な討論で時間もオーバーしました。やはり農業を変えていくためには女性の視点や女性が好きになる農業の姿が欠かせません。司会をしながら勉強になりました。
 党大会の二日間、全体として盛り上がりました。民主党の現状が余りにも稚拙なので、政権奪還も現実味を帯びてきました。しかし、あと一息。何かが足りない。何かをつくり上げなくては、もう一つ国民の皆さんからの信頼回復と政権を任せるという期待は生まれてこない、とも感じました。その「何か」が分かったとき、おのずと政権交代は実現します。