政権末期時のパターン
2010年11月11日
昨日は、予算委員会の集中審議でテレビを入れる入れないで、与野党間でもめました。通常の予算委員会はテレビ放映があります。しかし昨日は集中審議といってこれまでの予算委員会の中から、特定のテーマに絞って質問をするというものです。NHKはテレビ放映の準備をしていました。
しかし、与党は通常の予算委員会と違い集中審議なので、テレビは委員会室に入れないと言い出しました。野党は、一斉にテレビ放映は約束事なので入れるべし、と主張しました。午前10時に予定通りに予算委員会は始まりましたが、結局一時間後11時からテレビを入れると言うことで落ち着きました。足して2で割る決着方式です。
海上保安庁のビデオも公開するしないでもめています。以前佐藤栄作首相は、政権末期に「新聞記者は出て行け」といってマスコミを排除しました。田中角栄総理のときもマスコミを毛嫌いして末期を迎えました。歴代の総理は最後はマスコミと仲が悪くなります。
それはマスコミは最初は総理を持ち上げますが、徐々に批判して行きます。総理は人気が落ちるのをマスコミのせいにします。政権末期に起きる現象です。
民主党・菅政権。その点からいうと、そろそろなのかな?