静かな国会
2005年07月27日
26日の衆議院本会議は拍子抜けするほど静かでした。法案の審議、採決はキャッシュカードを失くした場合の銀行の補償問題などを法律で定める新たな法律の制定でした。自民党をはじめとする賛成多数で可決しました。
その後の会話やさまざまな動きもいたって静かです。参議院の来るべき採決を固唾を呑んで見守っているという状況です。その一方で選挙準備もみなさんやっておられるようで、沈黙と緊張感が入り混じるなんとも不思議な雰囲気でした。
その中で郵政問題で、民営化反対から賛成に回った1・2期生議員が集まり、民営化法案が成立した場合、いかにして地域の郵便局を守っていくか、激変をいかに緩和していくかなどを話し合いました。、法律で決められた以外のところで、政府との取り決め、運用で住民の方に不便をかけない方法、郵便局長さんや郵便局の地域における形態と役割を維持する方策などを論じました。みんな、郵政問題に詳しい議員さんばかりで、苦渋の末「賛成」の決断をした議員の集まりでしたので、かなり詳しく突っ込んだ議論がなされました。参議院の結果が出るまでは準備段階ですが、可決すれば実務的な議連として立ち上がり、かなりの働きをする機関になりそうです。