予算委員会迫力不足

2010年08月03日

 昨日の予算委員会は丁々発止の論戦が聞かれるかと思いましたが、いまひとつ迫力不足でした。谷垣総裁は「こんなことを言うと失礼かもしれませんが」と前置きして言われる。律儀といえば律儀ですが、攻める側だから遠慮することはない。特に菅さんなんか野人ですから余り気を配ることはない。単刀直入に切り込んだら良かったと思いますが、そこは谷垣さんの性格なんでしょうね。
 また菅総理はこれがまたこれまで見せたことがないほど大人しい。「少し気持ち的に滅入っているんではないか」という人もいましたがそれは違う。そんなやわな人間ではないので、猫をかぶって低姿勢に甘んじているだけ、したたかです。
 今日は自民党以外の野党の質問。歯切れのいいものを期待したい。
 それにしても民主党の野次が少なくなりました。やはり参議院選挙が効いているのかな。これまでが余りにもひどかった。言うときは言う、そしてお互い歩み寄るところは歩み寄る、という姿勢で行きたいものです。